今日も激しい雨が降っている鹿児島です。
皆さんのお住まいの地域は大丈夫ですか?
梅雨の時期によくある問い合わせがこちら
カメラのレンズにカビがついたのですが・・
一眼レフカメラのような交換レンズも
コンパクトタイプのデジカメでも
保管場所や状況でレンズにカビが生えます。
さて・・対処法ですが
表面のカビならレンズ専用のクリーナーか
医療用アルコールで優しくふき取って下さい。
でもレンズ内部のカビなら・・
専門業者に依頼して分解清掃しかありません。。
費用は1万円以上を覚悟してくださいね。
そんなにかかるなら、放っておくか・・
と考えたそこのあなた!
一眼レフカメラの交換レンズを複数お持ちなら
他のレンズにも影響でる可能性ありますよ。
結論、レンズのカビはつく前の予防が一番です!
カビの予防は乾燥した状態で保管ですよね。
コンパクトデジタルカメラなら
100円ショップで買ったタッパーと
小さめの乾燥剤でなんとかなりそうです。
ミラーレスカメラや一眼レフカメラ所有で
交換レンズも複数お持ちの方なら
専用の商品でこんなのもあります。
アマゾンの部門別人気ナンバー1
ここで乾燥剤を使う場合の注意点がひとつ!
「乾燥しすぎはカメラによくありません」
乾燥剤は水分をとことん吸収しますので
吸収能力に余裕があればボックス内は
カラカラ、湿度0%になるかも。
湿度が20%以下だとゴムやスポンジが
劣化します。めんどくさいですねー
いちおう塩化カルシウム系の乾燥剤でなく
シリカゲル系の乾燥剤のB型を使えば
湿度の調節機能があり大丈夫みたいです。
乾燥剤の期限と種類をいちいち把握するのが
めんどくさいという方や
交換レズを3本以上お持ちの方は
オートドライ機能のある防湿庫がお勧めです。
価格は1~3万円以上しますが、カビのはえた
レンズの清掃代を考えたら安いかもしれません。
デジタル便利屋でも100L超の防湿庫を
15年以上使ってますが安心で楽ですよ。
コストパフォーマンスがよい防湿庫
プロも愛用する安心メーカー 東洋リビング製
ちなみに防湿庫の収納量ですが
目的の機材をさっと取り出すには
商品説明の約半分のカメラやレンズ本数
と思ったほうがよいです。
お金のかかる保管方法を書きましたが
最後にお金のかからない方法もひとつ紹介
それは・・
カメラをよく使うこと!
空気中のカビ菌が一定の場所にとどまるのが
カビの生える原因のひとつなので
カメラの電源を入れ、レンズを動かすことで
カメラやレンズ内部にも空気の流れができます。
なので2,3日毎にカメラを使っていたら
その辺に放置してもカビ発生しにくいです。
異常に高温多湿の場所に置かないことや
カメラに水分が付着したらふき取ることが
大前提ですけどね。
せっかく購入したカメラなんで
いっぱい写真撮ってくださいね!